AUDI A5 sports back
冷却水漏れ
AUDI A5 sports back
冷却水漏れ
お客様より AUDI A5 sports backにて
冷却水が足しても水位が増えずない症状が1年以上続いていると
ご相談があり修理をご依頼いただきました。
症状及び状態の確認
1年以上症状が続いているということは、
必ずどこからか冷却水が漏れているはずですので
エンジンルームを開けて確認をしていきます。
アウディはこのカバーを外した後が複雑なため
修繕作業や交換作業となった場合、技術が求められます。
カバーを外すとこんなにも入り組んでいます。
よくある冷却水漏れではタンクの破損や
タンクに接合するパーツを見れば
おおよその原因特定が可能ですが、
今回のケースでは順番にパーツひとつひとつを
確認していく必要があります。
順を追って調査を進めていくと
広範囲にわたって冷却水の跡を発見しました。
今回の冷却水をいくら足しても
水量が変わらなかった症状はウォーターポンプと
サーモスタッドの部品に破損が生じ
そこから漏れていたことが原因でした。
補修作業ではすぐに再発するため交換することに。
修理実施
取り外してみるとこのように破損個所が確認できます。
小さくてわかりずらい破損ですが
水の通り道では、小さな破損は大きな欠陥と言えます。
このような破損が今回は複数個所に存在しました。
費用を抑えるために社外品を使用し、交換作業を行います。
(写真左が新しい部品、右が旧部品)
ウォーターポンプとサーモスタッド
症状及び状態の再確認
交換後、再度エンジンをかけて時間を置き
水温系の温度と水位の下降に
問題や異常がないことを確認し、
お客様から追加でご要望の
ホイールの履き替えを行い、今回の修理は完了です。
作業完了
今回のような冷却水の漏れている箇所をエンジンルームを見ただけで
わからない場合は、明らかな異常が出るまで放置してしまい、
エンジン本体にダメージを与えてしますケースがあります。
発見までの作業は技術力が必要とされるものですが
エンジン本体の交換で高額な修理になる前に、
水位の異常については技師による確認と必要箇所の修理をおすすめします。
相模原自動車では
故障や異常の大小を問わず、修理を承っております。
お気軽にお問い合わせください。
皆様のご相談、おまちしております。
今回の修理車・詳細
【メーカー】AUDI
【車種】A5 sports back
【型式】DBA-F5CYRL
【年式】2018年
【走行】4万km
【症状】冷却水を追加しても水位が上がらない、冷却水漏れ
【処置】ウォーターポンプ(サーモスタッド付き)の交換
957カイエン 955カイエン ガソリンタンク 燃料漏れ 燃料ポンプ